素敵なご夫婦
2026年1月6日ケアサポートセンター

進行性の病気で治療は難しいと宣告を受けた奥様。
急激な体調の悪化により、ご主人からは自宅での介護はできないという事で救急搬送を行いました。入院となり、対症療法が施された結果、何とか食事がとれる、寝起きができる、介助で歩行ができるまで回復がみられました。
ご主人から「家に帰りたいと泣いて訴える。余命1か月と言われ、2週間が経過している。1日も早く家に連れて帰りたい。」と連絡が入りました。
お2人の希望を叶えるために、病院側、在宅側一丸となって調整と連携を図り、退院前カンファレンスを経て1日半で家に帰ってくることができました。
退院当日は、とても慌ただしいです。
訪問診療の先生、訪問看護師さん、福祉用具の再調整による納品、ケアマネージャーと、訪問が次から次へと・・・
ホッとしたのは17時を過ぎていました。
奥様からは「家はいいね」
ご主人からは「トイレに行けた」「食卓で食事ができた」「問題はなさそう」と。
退院後は、長年のご夫婦の関係性なのでしょう。ご主人に対して辛口な発言をされる奥様に「そうか。そうか。」とうなずいて聞いているご主人の眼差しはとても温かいものに感じました。
病院では「覚悟はできている」と仰っていたご主人。実際にご自宅に戻ることができ、帰ってこれてよかったと安堵されているご様子が伝わってきました。
今回の一連の準備では、皆様の都合がピタリと合わさり、スムーズに物事がすすんでいきました。お2人の強い思いが引き寄せた御縁だったのでしょうか。
在宅のケアマネージャーとして、人生の大切な場面に関わらせていただける事に本当に胸が熱くなり、この仕事のすばらしさを実感した1日となりました。